天装戦隊ゴセイジャー epic.5 「マジカル・ハイド」

何このファンタジックなサブタイトル!

子どもの頃から戦隊が大好きで、最近のスーパー戦隊シリーズは 2004年の「特捜戦隊デカレンジャー」からずっと見ていますけど、年明けの新戦隊って、だいたいいつも「オラわくわくしてきたぞ」的なテンションで見るのです。でも、でも、なんか知らんけど今回だけは自分の中でテンションがすっごい緩い。

最初に新戦隊として予告があったときも、

  • なんかすげえ平成初期っぽい(五星戦隊ダイレンジャーっぽい)(転身だァァァァァァ、ウォーゥウォウウォーウォ!)(←このOPもなんか異質で相当アレな感じです。素晴らしいです)(「NEW JACK拓郎」っていうアーティスト名も相当にアレです。素晴らしいです)
  • レッドの顔……え?えええ??
  • ブルーの顔……え……えええええええええええええ!?
  • 「地球(ほし)を護るは天使のしめ」の「い」の発音が気になる(どうでもいい)

っていう感じで、かえって気持ちが落ち着いてしまったのですよね。わかりますかこの感覚。

第1回放送から見ていたのですけど、最初はレッドのセリフの読み方にあれれ?みたいな感覚があったり、ブルーが予想以上にイラつくキャラクターだったり(これは制作上の意図でしょう)、その他のメンバーが完全に空気化していたりで、ゆるーく見守っていたのです。

でも、この epic5 はよかったかも。や、わかってるんですよ、なんでもかんでもツンがデレりゃいいってもんじゃないよってことくらい!でも、それでも今回のブルーさんとブラックさんはよかった。それぞれの良さを前面に出して、なおかつそれをお互いに認め合ったってのがいいですね。友情って大事だよ。

あと、よくよく思い返してみれば、この戦隊には「種族」っていうものが設定されているおかげで、メンバーにわかりやすいキャラクター付けがされているのもいいかも知れないです。そう思うと、なんか急激にブルーがかわいそうになってきます。夏の追加戦士はシーイック族だよね?そうじゃなきゃブルーがかわいそう!最初はブルーのことあんな風に言ってごめんな。これからちゃんと応援すっから!