新・三銃士 第40話(最終話) 「銃士隊長ダルタニアン」


いよいよ最終回。最後の最後まで、悪役すらも視聴者にファンにさせてしまう脚色が面白かった!
今回は、処刑間近のミレディーを三銃士とその仲間たちが力を合わせて救い出すという話。これまでの登場人物のいいところ丸出しのドタバタ救出劇は見ていて痛快なのです。

  • ケティの陽動(パトリックの顔が傷だらけに)
  • コクナールさんのまさかの怪力ジャイアントスイング(ここでOPが流れるのは燃える)
  • ジャイアントスイングでプランシェがロープを持って吹っ飛ぶ
  • ダルタニアンがロープを張る
  • ボナシューの「ボナシューいちかばちか」(なんぞこのネーミングセンス)で滑車を滑らせる
  • 「ボナシューキャッチ」で処刑台のミレディーを強奪
  • ダルがミレディーを受け止める(ボナシューはそのまま壁に激突)(でもコンスタンスに「あなた、素敵!」とか言われて報われる)
  • ミレディーを逃がすダルを追う親衛隊
  • でもここは三銃士が阻止





町はずれまで逃げたダルとミレディーですが、ここで現れるのがロシュフォール。前回の話で味方フラグがビンビンでしたので安心してみていましたらば、やっぱりちゃんと逃走用の馬を用意してくださっていた!うひー!!いい人ー!!(人殺しだけど)

結局ミレディーはダルを振り切って一人で逃げちゃうのですけど、その時の「アデュ〜〜〜!」ってのが、ダルと初めて会ったときと同じでなんか吹きました。あの女変わらない!(だがそれがいい

その後、リシュリュー枢機卿に呼び出されたダルですけど、ダルを貶める気満々だったリシュリューよりも、ダルのほうが一枚上手でした。っていうか、まさかこんなところでリシュリューのミレディーを保証する書面が出てくるなんて!最終回でダルたちが許されるための伏線だったのですね。すごいわ。

さて、登場人物のその後についても触れられていました。

  • ダルは銃士隊長に
  • リシュリュー枢機卿を解任されて馬屋番に(マリモみたいになってた)
  • アンヌ王妃はまた愛人(ケツアゴの)を作ってた
  • 死んだはずのバッキンガム公は、なんか知らんけどフランケンシュタインの話になぞらえてか、オレイリーさん(三谷幸喜)によって怪しい機械で復活 → オレイリーさんの「It's alive! It's alive!」で吹いた
  • ミレディーは一人で温泉旅行に来てるんだけど、ボナシューがついてきちゃってた
  • ロシュフォールも……!
  • あと、これはもう実際にはどうにもあり得ない話なんだけど、ケティのお腹にはプランシェとの子どもが。猿と猫の子ってなんなんだ……

オレンジ色のSNSのコミュニティなんかには、「原作と違いすぎる」とか的外れな感想を書いてる人が多かったけど、原作と違うから「新・三銃士」なんじゃないかと思うのです。ああいうのって、ただの「原作知ってますアピール」なんでしょうかね?ちょっとぼくそういうのわからないですー。

あと、新・三銃士にはホットペッパーが合いすぎる↓