臨場 第8話 「証言」
ｲｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｿﾞｯ、ｲｯ、ｿﾞﾝｯ、ﾊｧｧｧｧｯ、ｱｧｧｧｧｧ〜〜〜〜〜
↑この歌詞についてのヒントらしきものがありました。作曲の吉川清之さんのブログから。
http://blog.livedoor.jp/yoshikawa999/archives/52473992.html
去年、このシリーズの音楽依頼を受けたのが2月くらいでした。
準備稿の台本を頂き、テレ朝に打ち合わせに。
その打ち合わせの中で、「死体を扱うドラマ」
「死者の声無き声を拾う主人公・倉石」
監督やプロデューサーと幾つかキーワードを話しているうちに、
「声無き声をコーラスで、表現しましょう。」
ということになった。
この記事で取り扱っているテーマは、同じくオープニングで使用しているパイプオルガンについてなんですけど、あのコーラスについても、あえて意味をもたない「詩」を無機的（だけど本能的でもある）に歌わせることで、「言葉を持つことができない死者の声」として具現化させたのかも知れませんね。
で、今回の臨場。冒頭で、水漏れ調査専門の水道局員の人がなんか地面に機械をくっつけて水道管の音をチェックしているのです。あああああもうなんかそれ楽しそう！！やらせてやらせてやらせてやらせてー！！って思いました。
今回の検視シーンは、多数の圧迫痕がある痛々しい女性をみていくことになったのですけど、臨場公式サイトに連載されている今回のインタビュー（刑事監修の飯田裕久氏）によると、直腸温度計（死亡推定時刻を算出するためのもの）は検視の作業中ずっと直腸にぶっ刺しておくそうです。なんかそれを思うと女性が不憫。倉石さんの「はじめっか」 → 鑑識課員「はいっ！」 の直後、真っ先にお尻まくられて温度計をぶすっと……ってことですよね？んでそのまま「え〜っとぉ？左眼瞼部上方にぃ〜？」って検視官にじろじろ見られるわけです。俺、絶対に変死だけはしない。病院で普通に病気で死にたい＞＜
最初の重要参考人の取り調べのシーン。参考人の態度にキレちゃったイチが声を荒げらことで、立原さんがイチに「どんな事案だろうが、冷静に聴取にあたれ。感情をむき出しにして話が聞けると思うな」と忠告するのですけど、その横では坂東さんが「ほら怒られた☆」みたいな顔をするんですけど、坂東さんもたいがいにしないとダメだと思うんだ。この人の取り調べとかほんと酷過ぎるからいつもｗｗｗｗｗｗｗｗ（もちろん今回も）
今日の倉石さん捜査は、とにかく怪しい人に殴りかかる振りをして握力測定。被害者女性の腕にできた圧迫痕は、小指で強烈につくられたアザがあったのです。剣道をやってると右手小指の力が強くなるそうです。会社の隣の席の人が結構な剣道の腕をもつ有段者なので、実感するためにも明日会社で殴りかかってみようと思います。（絶対怒られる）
あと、やっぱり倉石さんも水道管の水漏れチェックマシーンに興味を示し、やらせてやらせてやらせてやらせてー！！とせがんでいました。わかるよ、わかるよ倉石さん！男の子なら絶対やりたいよねこれ！！夜の静かな路地で地下の水道管の複雑な音を聞いてみる倉石さん。直後に素直な感想を述べるのです。
倉石「こぉんな中から水漏れを？」
局員「シーーーーーッ！！！」
ちょ、夜なのにうるさいよ倉石さんｗｗｗｗｗ
うるさいといえばもう一人、立原管理官。
今日も倉石さんに「お前たちの捜査は、残念ながら見当違いだってことを教えてやろうと思ってな」と言われて、ファイルを思いっきり床に投げつけるのです。でも口ごたえしなかったのでは何故でしょう？どっちかだと思う（信じてる）んだけど。↓
- 「また倉石くんにケチつけられたけど、合ってるのは絶対倉石くんのほうなんだよなァァァ！！」っていう悔しい気持ち
- 「なんで倉石くんは答えを教えてくれないんだよォォォ！！」っていう行き場のない屈折した怒り
で、タッチーがほんとにうるさかったのは、解決編の現場マンション前。夜も遅いというのに、車で乗り付けるなりこれです。
立原「倉石！何の真似だ！！」
ちょ、うるさい
立原「何の真似だと訊いてるんだ！！」
倉石「動くなァァ！！」
倉石さんもうるさいよもうｗｗｗｗマンションの人たち寝てるかも知れないんだから静かにやろうよｗｗｗｗｗ
また、今回はうまいこと子どもから情報を聞き出せなかったりで散々だったイチの苦悩を描く回でもあったんだけど、最後のシーンで落ち込むイチに立原さんが声をかけるのです。（今度は静かに）
立原「俺たちの仕事と検視の仕事は何が違う？検視が向き合うのは死体だ。俺たちの相手は生きてる。死体は嘘をつかないが、生きてる奴は嘘をつく。いろんな奴が様々な嘘をつく。俺たちを惑わす。」
「だから面白い」（ﾆﾔﾘ）
こっちも面白いよタッチー！！！
あと、こまごまとしたまとめ。
- とにかく被害者女性はモテすぎた（元旦那、息子の担任、マンション管理人）のが運の尽き
- 永嶋くんはもう解剖が平気に（肉を食べなかったんだと思う）
- 永嶋くんは、絵を描くのが大好きだという少年のためにクレヨンと画用紙を買ってくるという恐ろしく上級な気遣いを見せます
- とにかく今回も永嶋くんがいい子すぎた。あのチオビタ野郎……！*1
- 倉石さんが「喉が渇いた」とマンションの管理人に水を要求するんだけど、「お礼に」と自家製キュウリを渡すのです。喉渇いてんならキュウリ食えよ！！水分ｼﾞｭﾙｯｼﾞｭﾙだろうよ！！
- 倉石さんの屋上トークは本当に好き。死者と向き合って倉石さんだからこそ言える言葉を聞くために、俺は毎週このドラマを見ているのかも知れないです
- 被害者女性に最後に靴を履かせたのは……うううう……息子だったんだね……うううううううううう
- 来週の五代刑事部長は仕事をします
