今年も一年お世話になりました

ええ、ええ、わかってますよ、これ書いてるの2011年 1月 4日ですよ!
でも、形の上では2010年のうちに2010年を(主に音楽の面で)振り返っておくのです。


なんというか、2010年は近年稀にみる強運と、人の縁に恵まれた年であったと思います。

■交響組曲ドラゴンクエスト」シリーズ 合奏イベント

2009年の夏に「もょもと交響楽団」のコンサートを終えて以来、しばらく休んでいたイベントですが、2010年 1月から再開することができました。
協力してくれたスタッフのみなさん、そして参加者のみなさんの情熱にただただ敬服するばかりです。
2010年は、3回の合奏イベントを実施することができました。
前にも書いた気がしますが、もはや「一回限りの合奏を楽しみましょう」という域を越え、回を追うごとに音楽的な質も向上しています。
2011年も、早速 1月22日に第7回合奏イベントが予定されていますが、また新しい演奏の楽しみの発見があるといいですね。

■弟が結婚してた

「してた」んです。まさかの事後報告。でも全部許す。弟も義妹もかわいいよ。全部許す。
とはいえ、6月の披露宴は呼んでくれた!えへへ!
ついでに、出し物としてお祝いの演奏もいたしました。
指揮とトランペット。トランペットは久々すぎて若干困惑!
もょもと交響楽団元メンバーを中心に、10名ちょいでランチのデザートタイムの演奏を受け持ちました。
せっかくの兄からの出し物ということで、ドラクエの音楽を3曲ほど演奏。
弟と一緒になってファミコンで遊んだ頃の思い出の楽曲を演奏しつつ、お嫁さんが喜んでくれるようなサプライズも仕込んでみたのです。
二人が感激してくれて本当によかった!
思いがけず、もょ響の追加公演みたいになったところもよかったです。

■コスモスカイオーケストラ 第3回定期演奏会

2010年、もっとも力を入れた音楽活動(指揮)はこれでした。
ゲーム音楽団体としては大変有名な楽団なのですが、大変良い人の縁に恵まれ、今回の演奏会を担当することができ、大変大きな経験になりました。
わずか 4ヶ月の期間で出来得る限りの成果を出すというのは相当大変なことでしたが、こういうのって普段の本業の仕事と同じなんですよね。
本業の仕事と音楽の仕事では、もちろんそのミッションを達成するための手段や方法はまるで違いますけど、「ひとつの事業を監督する」という観点においては、なんら考え方は変わらないものです。
自分の本質的な力を磨く意味においても、この経験は何物に変えがたい貴重なものになりました。
幸いなことに、2011年以降も引き続きコスモスカイでお世話になることになっています。
今回の演奏会以上の成果と演奏体験をもたらせるよう、努力を続けます。

■東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団 第8回演奏会 ファミリーコンサート

こちらは打楽器奏者として参戦。
直前リハまで、まるで調子がつかめずに失敗続き。
チームや楽団に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、本番直前の猛勉強のおかげか、本番は大きなミスなくこなせました。
奥深い打楽器演奏の世界を体験できたのは大きかったです。
もっともっと演奏研究をしっかりやっていきたい分野です。

三鷹市吹奏楽吹奏楽のつどい演奏

こちらも本番 1ヶ月前でのお話でしたが、挑戦してよかった演奏会でした!
人の縁って本当にありがたい。
以前から強い興味をひかれていた三鷹市吹奏楽団でしたが、今回吹奏楽フェスティバル的なイベントでの演奏を担当させていただくことになりました。
そもそもあまりに久しぶりな吹奏楽団指揮ということで、とにかく練習は楽しかったです。
チューニング音が B♭ってだけで、なんだか興奮しちゃいました。
吹奏楽少年には懐かしい「シンフォニア・ノビリッシマ」や、ジャズの名曲など 4曲を演奏。
さすが鷹吹、特にジャズ演奏にはパワーと色っぽさがあり、音楽作りも楽しく進めることができました。
お客さんからの反応も良く、充実した演奏会になったのではないかと思います。
また縁があれば是非一緒に演奏をしたい楽団でした。



2011年も良い一年でありますように。