オーケストラ練習_20110416

ゲーム音楽フェス「4starオーケストラ」の管弦楽の最初の練習に行ってきました。

初回にしては大変良い出席率でした。
ゲーム音楽を演奏する楽しみって、やっぱり大事にしていきたい!

ゲーム音楽演奏の現場では、いわゆる「メドレーもの」が多く取り扱われます。
人気のあるゲームからできるだけたくさんの楽曲を聴かせたいという気持ちの表れかと思いますが、演奏する側としては、これがなかなか大変なのです><

一つのメドレーの中でいろいろな楽曲が次々に出てくるということは、曲の雰囲気が変わるのはもちろんのこと、拍子やテンポもめまぐるしく変わります。
気持ちの切り替えや演奏処理の技術的な準備など、曲と曲の間の短い瞬間にきちっとこなさなければなりません。
指揮のテクニックの観点でも、この「瞬間」に次の楽曲のテンポや雰囲気を伝え、演奏者がスムーズに演奏できるように導くことが大変難しいのです。
自分の中での音楽進行の整理と、演奏者への確実な伝達の双方を同時に一呼吸で処理する感じですね。
普段ちょくちょく受講に行っている指揮講習会においても、この「導き」のところで困惑することが多いです。
いろいろな先生や先輩からいろいろなアドバイスをいただきながら、自分なりの答えを求めていきたいと思うのですが、なかなか明確な答えが出ません。
でも、答えが出ないなりに、そういう苦悩を楽しく思えるのも、指揮者のマゾヒズムに満ちた特権なのかも知れんです。┣¨M たのしいよ┣¨M !ハァハァハァ

とはいえ、初回の練習にも関わらず大きなトラブルなく練習ができたのは良かったです。
14/8 拍子と 13/8 拍子が混じるところとか、絶対途中で止まると思ったのに!
参加者のみなさんの技術の高さや、理解の早さには感服します。

次回から本格的に音楽性の追求をしていきたいですね。
練習日数が少ないので、できるだけ最短ルートで良い音楽演奏を目指していきたいです。