臨場 第2話 「封印・後編」


イチの額のバッテンは、別に検証のために描いたんじゃなかったwwwwww
や、笑ってる場合じゃないんだ。最終回かっつーくらい深刻で濃密なお話でした。

前回からの続きで、殺されたのは警備員の沢木。初めて知ったけんだど、人って死後硬直のあと日数が経過すると、硬直が解けるんだね。

最初の見どころは、例によって捜査一課の捜査会議で訪れます。

  倉石「俺のとはァァ、違うなァァァァ゛!!」

↑まあ、これもすごかったんだけど、そのあとの倉石さんのセリフがずっとアクが強すぎて吹く!!(かっこいいけども) そしてなんといってもタッチー(立原管理官)と久々の衝突。顔近い!毎回毎回顔近い!

五代刑事部長は今日も庁内の床屋で捜査進捗を確認するのですけど、この人は床屋入り浸りのシャレオツおじさんキャラで通すのかな……

倉石さんが鑑識課に配属された頃に書きとめたと思われる「鑑識備忘録」。谷本さんの教えを事細かに書きとめているようです。書いてる内容もマメだけど、とにかくイラストがマメすぎる。倉石さんの「根こそぎ主義」は、そんな谷本さんの背中から学んだものだったのです。

イチはイチで、単独で沢木の部屋に行って沢木の怪我の原因について検証するのですが、とにかくイチは独り言が多いのです。ほかに誰もいないのになんでこんなにべらべらしゃべってんのwwwwwかわいいなあもう!!
イチは自分の推理を得意げに倉石さんに説明するのですけど、それを倉石さんに全否定されたうえ、インクのついた警棒で額にバッテンを書かれてキレちゃった☆
そのうえ、激昂したイチは倉石さんに「お前そこの皇居でアヒルと遊んでろ」と茶化され、「……遊んできますよ!」とすねて出て行っちゃいました。額に……バッテンしたまま……皇居に……

倉石さんが捜査会議に何度も割り込んでくるのはもう慣れっこのタッチーですけど、なんだかんだで倉石さんのヒントは大事にするんだよね。強引に検挙しようとする刑事部長の電話を手で押さえてでも、倉石さんのヒントはきっちり辿ろうとするのです。顔も近けりゃ正義感だって近いんですよね、あの二人。いいよね。そしてその間に、倉石さんは大変失礼な態度でコンビニの店長に防犯カメラの再生をお願いしているのです。飲んでる缶コーヒーも、商品棚から強引にかっぱらってきたに違いない。

事件の真相は、もうなんとも悲しく、やるせないものでした。谷本さんの携帯電話がつらかった。こういう話は本当にぐさっとくる。親の愛情っていうのは、思春期の子にはわからないものです。30歳くらいになって、それをようやく理解し始めるものなんだろうと思うんです。でもその頃には不幸なことに親が存命でないケースだって多いんです。ネットでもよく言われることだけど、親孝行なんて生きてるうちにしないと意味ないんだよ、ほんとに。谷本さんの娘の絵梨華ちゃんも、倉石さんに怒鳴られてようやく父の愛に気付いて後悔の念に駆られます。死を決意した谷本さんが何度も何度も絵梨華ちゃんに電話をかけるシーン、当の絵梨華ちゃんは友達とカラオケで遊び呆けていることを前回の話で知っているだけに、ものすごくつらい気持ちで見ました。携帯電話に入ってる絵梨華ちゃんの写真を、時系列を遡って眺めた谷本さんの気持ち、痛いほどわかるんだってばよ、サスケェ……!(←ごめん茶化すところじゃないわ)

最後に心配だったのは、倉石さんが植物トークに加えてお魚トーク(キンちゃん、もしくはキン子)も始めたところです。あー、来週も刑事部長は床屋だ!なんなのもう!